nano VNAとリアクタンス成分

nano VNAによるSWRの測定はとっても重宝している。今、どれくらいズレているのかグラフで表示されるので、調整幅が把握しやすく調整する回数も極めて少なくて済む。RHM12等のコイルスライド型、ワイヤーツエップの長さ調整も簡単。

しかし、「SWRだけ下げても飛ばんぞ、リアクタンスをゼロにするのが大事だ」との助言を頂きnano VNAでリアクタンス成分の測定ができるのか調査。

まず、nano VNAのSWRフォーマットの時に表示される四本の線を再確認。

format

トレース0: CH0 REACTANCE 目盛り:25Ω

トレース1: CH0 VSWR 目盛り:0.5

トレース2: CH0 SMITH

トレース3: CH0 RESISTANCE 目盛り:25Ω

  • SWR: Standing Wave Ratio

  • REACTANCE: 測定値のインピーダンスのうち、リアクタンス成分

    1. 画面上の紫色の表示が「CH0 X」であることを確認


TDR

ケーブル長、アンテナ長を測定する。

  1. start 50Kz stop 100Mhz、38.7m最大。600Mhz 6.4m。

  2. DISPLAYTRANSFORMとメニューをたどり、LOW PASS IMPLUSLE

  3. VELOCITY FACTOR(速度係数)を設定する。67%なら「67」と入力する(0.67ではないことに注意)

https://www.jh4vaj.com/archives/17572