10mmという選択

ボディアーマーを装備することが一般的になった戦場で。9mmx19は意味があるのか。PDWが必要とされた大きな理由です。

でも、10mmという選択はないのだろうか。5.7mmと小口径にした方が貫通力を上げやすいのは分かるが弾頭は様々な種類を開発することができる。炸薬量が多い10mmを標準にするのが良いように思う。

標準弾薬を定めるときに、基本となる構成を何にするかが大事だ。考えるにB&T APC10のような10mm PCCを中心に考える。

10mm PCC/PDWに使用時に、100m程度の距離でボディアーマーを装備した敵に対して戦闘力を確保する弾薬を標準とする。弾頭重量が軽いFMJや安価なAP弾頭を想定している。

ハンドガンはあくまでもサブなので、同じ弾薬を使った場合に多少の扱いにくさは許容する。供給に余裕がある場合は、.40SWのような減薬弾をハンドガン用として用意すればよい。狙撃兵などの他にメインの装備がありかつ、APC10のようなサブマシンガンの携行も難しい場合はglock40のようなロングバレルのハンドガンに折りたたみストックを装備した物が良いだろう。

9mm x19が主流になっている理由の多くはすでに広く普及しているという点があると思う。しかし、弾薬としての設計が古い。弾数で低い威力を補う考え方も分かるがボディアーマーを考えると一発の最低限の貫通力が必要。

米国の一般市場では、貫通力の強い弾薬の販売が禁止されているために一般には販売されていないが。10mmの総薬量があればボディアーマーを貫通する弾薬は可能に思う、まぁ、9mmでも可能かもしれんけど。

10mm vs 3A body armar

5 inch barrl。市販されている弾薬では貫通できないみたい。

10mm extreme penetrator

7.5FK。

M249を部隊配備から外す話

これに関しては、Youtubeでも数多くの議論がされている。5.56mmをばら撒く軽マシンガンは頼もしい存在なんだろう。一方、ベトナム戦争の頃から戦場での使用弾薬の分析はされていて、戦果に対して弾数が多すぎるという話は常にある。運搬できる弾薬の重量に制限があるなか、ばら撒く5.56mmを運ぶ重量でその他の武器を運んだ方が良いという分析に至ったのだろう。

戦場は、相手は何かの遮蔽物に隠れていることが普通なので。曲射や広範囲に被害を与えるグレネード系が有用だし。グスタスや対戦車ミサイル等の武装も同じ重要で運搬できる。分隊単位での行動が基本なので、これらの小銃以外の装備を組み合わせがより有用なのだろう。

海兵隊15人編成

15人編成、長距離狙撃は全くの別分野で、別な弾薬を使用する発想は無い。M320グレネード3、カールグスタフ1、長距離スコープ装備1

主装備のM27は16.4inchバレルだろう。3.5倍ACOG。スコープが8倍までの可変ズームTS-30Q2になるとM38

携行弾薬数は5マガジン。三十発の150発が基準。ベトナム戦争時は560発だったが補給体制の充実の小銃以外の装備を携行する必要から減った。

隊長+副長+システムオペレータ、システムオペレータはドローン操作などを想定。

第1分隊:4人、普通の小銃四で一つだけ長距離スコープ、グレネード1

第2分隊:4人、普通の小銃4で、グレネード1

第3分隊:4人、普通の小銃4で、グレネード1、M3E1

ドローンの飛行時間の制約

高いところに着陸させて、飛行時間をこえる監視時間の確保とか工夫しているらしい。

米陸軍九名編成

小銃7、SAW(M249)x2。グレネード2。四名二班。

オプションとしてジャベリン、M136(AT-4)

自衛隊

6マガジン三十発合計百八十発。

七名編成の場合、M249x1、軽MATX1。小銃6。