POTAの準備

消費電力の測定

〇IC-705

13.8V時 受信 345mA内蔵バッテリーの充電込み。バッテリーなし204mA。送信時 10W RTTY 2.06A、5W RTTY 1.49A

12V 8W RTTY 1.5A 5W 1.2A

14.4V 10W 2.05A 5W 1.48A

□HL-50B

待機電流0.2A。けっこう流れる。

5W in 40W out 6.25A, 14.4V 50W 6.76A(98W in 良い効率)

IC-7300M

13.8V時 受信待機時 830mA、送信時 50W RTTY 11.50A

運用バッテリーの選定

IC-7300Mの50W運用はおおよそ50W。

ポータブル電源のDC 12V出力の電圧はちょうど12.0Vが多い。ちょっと低い。また容量も12V 10A MAXが多い。

AC100VからDC電源経由で変換効率を80%x 80%とすると500Whのタイプで7時間。DCをACに、ACをDCにで二段階の変換ロスは大きい。

  • 無負荷電圧12.95V 14Ahのバッテリーでは12.0V 10.37A 35W。

  • 大容量(20A)とかのDC 12.0V出力できる機種があればDC-DCだけで済むかも。

  • ECOFLOWのDC出力は13.6V表記

  • 12Vを二個直列にして、DCDCで13.8Vに落とす。Alinco DT-920とか。

場所の選定

運用許可が必要かどうか確認。

JA-1185 県立高宕山自然公園:区域図をみるととても広い

  • 房総半島で一番標高が高いのは愛宕山(408m)。自衛隊のレーダー基地があり車で登って運用する場所がない。

  • 房総半島で二番目に標高が高いのが鹿野山(379m)。マザー牧場が有名だがここは明確に無線禁止。

  • 鹿野山九十九谷展望台

JA-1186 県立嶺岡山系自然公園 :御殿山(364m) 駐車場から30分?

JA-1202 富津公園 :東京湾に目指した海沿い、標高はゼロだが都心方向が海なので開けている。

JA-1289 県立丹沢大山自然公園 :大山の山頂とか?登り三時間

伊豆半島はPOTAに該当する公園が無い、JA-0016 富士箱根伊豆国立公園 に区域が広く富士山から箱根にかけて。

  • 十国峠

  • 滝知山展望台 : 標高660m、トイレなし、上り線側の駐車場は2エリア方面への見通しも良い。

  • 達磨山:レストハウス、ロッジもある、南側が山。

  • 仁科峠:トイレなし、駐車場は5台ほどのスペース、駐車場の南東に少し登る展望台がある。

公園の区域内かの判別方法

https://www2.env.go.jp/eiadb/ebidbs/

このページから地理情報システム(GIS)を開いて、「情報選択」→「全国環境情報」→「社会的状況」→「環境の……地域等(自然)」から、国定公園等のレイヤーを追加できます。

運用許可申請の方法

https://siz-road.or.jp/img/faq/sinnseitetuzuki2205.pdf

試験運用

鹿野山九十九谷展望台(340m)、トイレもきれい。広い駐車場。西に鹿野山の山頂(熊野峰370m)があるが都心方向にも期待できる。VUHFは辛いかも。西北西に白鳥峰(379m)。東京駅方向はさらに北。真西は神奈川。

IC-705 SHORAI LFX14 13.15V (14.340Vで100%、13.300Vで90%、13.270Vで80%、13.160Vで70%、13.116Vで50%、12.866V時の定格容量が20% )

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LiFePO4)の電圧値の特徴

セルが3.2V 、4直列で12.8V

満充電時負荷接続時の電圧はおよそ13.4V 残り0%はおよそ12.4V 。

リチウムイオンはセル電圧3.6V。4直列で14.4V。

SHORAIバッテリーの電圧とIC-7300Mの出力の関係

SHORAIバッテリーの満充電時の無負荷端子電圧は13.94V。IC-7300M 50W RTTY出力時、12.13V 12.3 A 35Wしか出ていない。

10%時12.73Vがカタログ値

DC-DC昇圧器。Artudatech input 9-13V。これを経由すると、13.64V 14.29A 194.9Wで送信出力 50W。