5.7x28mmが最近人気なの?

YouTubeの実銃レポートが好きでよく見ています。

最近、多いのが5.7x28mm関連。このカートリッジはFN P90用でHK MP7の4.7mmと同時期にPDW用弾薬として開発され話題になりました。しかし、5.56mmのショートバレルでもそこそこ使えることもありPDW自体が下火に。そもそも、民生では防弾装備対応なんて考える必要がないので短距離で貫通力が強いなんて弾薬の必要性はないはず。

しかし、NATOの正式弾薬になったのがきっかけなのか?9mmだっかりではYoutuberとしてネタ不足なのか5.7mmの話が2021年暗いから急に増えた気がするのです。

でも、色々考えると民間用ではやっぱり優位点がない気がするなぁ。

NATOでの正式採用

2021年2月25日 5.7x28mm STANAG4509

https://fnherstal.com/en/5-7x28mm/

STANAG 4820 for 4.6×30mm

採用銃

  • FN P90 10.4 inch

  • CMMG Banshee 5inch / 8 inch

  • Ruger 5.7x28 LC Carbine Barrel Length 16.25"

  • Diamond Black DBX57 8 inch

  • Kel-TEC P50 9.6 inch

  • FN Five-seveN

  • FN Five-seveN MK3 MRD 4.8 inch

  • Ruger 57

  • PSA 5.7 ROCK

Five-seveN MK3 MRD

とても近代的、デザインも好み

競技用としてどうなの?

9mmより弾速(350m/s vs 650m/s)は早いし、弾道特性も50m以上フラットなので優秀ではある。でも、ハンドガン競技のターゲットって25m位なのであんまり影響ない気もする。50m超えのレンジだと357マグナムとか10mmって選択もあるしね。

そもそもSS190が入手できない

軍用として、防弾装備をした相手にも有効なSMG(PDW)が特徴だけど対応するカートリッジを使わないとその性能が発揮できない。貫通力が強いSS190は北米でも一般には販売されていないし、高速弾はバレル長が長くないと弾薬のパワーをフルに発揮できないのでハンドガンの5インチ程度のバレルでSS190本来の性能を発揮できるのかも怪しい。

SS190 650 m/s at muzzle from Fiveseven, 715 m/s at muzzle from P90

P90実射

ラスベガスの射撃場で、P90撃ったことがあります。弾薬も高めだった記憶が。感想としては、サイトが見難い、トリガーが気持ち良くないで良い印象はありません。チークの部分が高く確かダットサイトが着いていたと思うのですが、どうも構えにくい。トリガーも重めでどこで落ちるのか分かり憎い。

リコイルは鋭く小さくで全然楽勝。フルオートでも問題なさそうな感じでした。

今度はハンドガンを試したいですね。