USB-C電源を無線機に使う

USB-CのPD機能、それも15Vで出力をサポートしているモバイルバッテリーを使う。

ケーブルの中に、USB-CのPDプロトコルをしゃべり、15Vの要求を出す制御チップを備えたケーブルを使う。Type-C PDトリガーケーブル。

ICOM IC-705の電源端子は、DCプラグ:2.5mm,5.5mm センター+ 、最大電圧は13.8v+15%=15.87V。消費電流は、受信待ち受け0.3A。10W送信3.0A

USB-C PD対応であっても、小型のものは5Vと9V出力しか対応していないものが殆ど、またANKERの中型は12V出力はサポートしていないらしい。

100WhあればSSBで三時間くらいは余裕で運用可能らしい。

昇圧のノイズ懸念

モバイルバッテリーはバッテリーの電圧は、3.7Vのセルを昇圧しているものが多い。DC-DC変換で発生するノイズが気になる。スイッチングの周波数が最近はとても高いので気にする必要がないという説もある。

容量も変換ロスがあるので26800mAhセルで実際の容量は15600mAh程度らしい。

15V3A出力と言う事は出力のDCDC回路の容量が45Wは必要、65W対応と明記されているのが該当する。

ノイズの影響が観測されるバッテリーでも、パッチンコア5回巻で結構抑制できる。

実績があるモバイルバッテリー

  • ANKER Anker PowerCore III Elite 25600 60W(販売終了) 25600mAh

  • CQオーム OHM-PD65W (2022/05現在在庫なし)、19200mAh

  • RAVPower PD Pioneer 20000nAg 60W 2-Ports Power Bank Model: RP-PB201

実績があるケーブル

  • CQオーム OHM-USB705 3,740円


固定での運用もUSB-C電源で良いんじゃね?

ANKER 65W NanoIIで3,990円。

第一電波工業 DSP500 13.8V 5A 6,700円

そんなにお得でもないか。超小型だけどね。