internet GW局を経由してインターネットと電子メイルのやり取りを行う。添付ファイル転送もできる。
変調部分は別なmodemモジュールをつかう。無線以外のインターネットでの接続もシームレスに運用できモジュール化が綺麗にできている。
vara HF modemが優秀みたい。2018年から徐々にVARAが増えている様子。MAY 2022のコネクション数だと総コネクション13,831のうちVARAが10,281と75%を占めている。FMの総コネクション数が2万超えているからFMの方が活発と言えるのかな。
コールサインの登録が必要。US$24.00で登録しました。
日本ではJS6TXWがGW登録されている。クライアントとしてはJE8KKX,JK1MLY。(2022/05/22現在、JA1XPM JE1CYI JJ1PJ1 JM3ATN JN1OLJ JS6TRQ JS6UAG JS6UEY
運用周波数はキャリアセンターを表記。SSBでの無線機の表示はUSBなら1.5Khz下になる。
2021/05 update ウラジオストックに7MhzでGW局が開設され、日本から快適にアクセスできる。
SPAM対策
回線速度が遅い状態でのメイルの引き出しもあるため、SPAMなどでメイルボックスが埋まる弊害は大きい。そのため、強い受信制限が行われている。
1:ホワイトリスト
原則、登録されているメイルアドレスほしくはドメインからしかメイルを受信しない。登録は"SYSTEM@winlink.org"宛のメイルで行われる。
2:特殊subject記号
subjectに特定のキーワードを入れる
ハリケーン対策として整備が進んでいる米国フロリダでも周波数の問題が発生している様子。GW局は24時間無人運用になるこの手のシステムはどうしても軋轢を生む。運用局が多いバンドは本来は避けたいが7Mhzの伝搬は捨てられない。
バンドプランの「狭帯域データ」の定義は「SSB 無線機を使用し帯域幅が 3kHz 以下の PSK-31(G1B,A2B)や JT-65(F1D),RTTY(F1B,A2B)等のデータ通信」ではあるが、HF帯では3Khzより大幅に狭いRTTY/PSK31/FT8を差すと認識されていると考える。
VARAにこれからは置き換わるかもしれないけど、2019年秋現在ではまだ多くのGW局がPACTOR。最新はPactor4。
ベアラで7.5Kbps、 payoadで 5512bps。
http://www.pactor.com/Pactor4.pdf
ハードウェアモデム SCS P4dragon DR-7800を使用するのが一般的。DR-7400でUS$ 1,500位
Pactor 3とVARAの比較
占有帯域500Hzと1600Hzの二つのモード。
46.875 x 2 or 8 carriers.
占有帯域が500Hzなので、10Mhzでも運用できる。データレートは200/600bps。
ソフトウェアでの実装。ライセンス費はUS$69.00。コールサインに紐づいていてSSIDを変えても同じライセンスが使えるので対向実験は1ライセンスで可能。