amazonを筆頭とする通販に頼るのも大きな要因だと思うがテントの種類というか想定している条件についての情報が少なすぎる。
最低限の情報としてサイズと重量は明記されているけど、材質や構造によって想定している気象環境や運用スタイルが大きく異なるはず。そこがあまり明確に示されていない。
売る方は、一つの製品で幅広いニーズに対応できることをアピールしたいのであまり用途を狭くする表現を避けているのだろう。
リックの中に詰めて山に登って使用するタイプ。居住性よりも軽さと強い耐風性能が求められる。その分室内高は確保できない。100cm程度のものが多い。
重量2Kg以下、耐風30m/s以上と言うところか。
バイクなどに搭載できるテント、重さは多少許容するがコンパクトに収容できるもの。ファミリーテントの仕様で想定利用人数が二名以下の物とも定義できる。
とっても幅が広い。寝る人数だけなのか、リビングが必要なのか、気象などの想定している季節はいつなのか。大型テントになると収納した際の重量も増えるので分割されている場合もある。
中で立てるかどうかは大きな違い。次の段階として身をかがめても着替えができるか。もちろん、それより高さが低い環境でも着替えが不可能なわけではないけども。
ワンポールタイプが人気なのは、少ない部材で狭い範囲ながら立てる空間が確保できることでしょう。
リックなどの荷物が置ける、靴が置ける、お湯を沸かすことができる位までが前室の定義でしょうか。
椅子を設置できるとなるとリビングという表現になるのではないかと。明確な基準があるわけではありませんね。
15D / 20D / 30D
D(デニール)、糸の強度(太さ)。90,000mで1gが1D。アウターでは70D位まで使われる。丈夫目のバックパックでは600Dとか。30D以下は感覚的にはかなり薄い生地になる。
TC(ポリコットン)
ポリエステルとコットンの混紡素材。割合はコットン35%、ポリエステル65%位がテントやタープでは主流。コットンの割合が多いほど燃えにくい。
VC(バリューコットン)
コットン60%、ポリエステル40%
コットンの割合が高いほど、難燃性があり通気性も良い。その分重く高くなる。